人工蛹室のパラワンオオヒラタが羽化したので、空いた人工蛹室を再利用しました。
蛹室に傾斜をつけていたのですが、サナギが動いた際、下がっていたので傾斜が緩やかになるように微調整してます。
蛹室に不安のある個体から羽化が近そうな状態のものを厳選し投入しました。
羽化(人工蛹室)
投入から3日後。
投入時、既に頭やアゴの色が変わっていた個体が羽化しました。
投入から5日後。
3頭羽化しましたが、残念ながら2頭は羽パカでした。
上段中央の個体の羽。
羽先は合わさっているのに上手く収まらず…羽パカになる個体は腹部の厚みがすごいです。
投入から7日後。
1頭羽化しました。残った個体は、色的にまだまだのようです。
羽化
蛹室に問題がなさそうな個体は、そのまま蛹室で管理し、羽化させてます。
蛹室の羽化でも羽パカになるのは、同じように腹部に厚みがある個体。
種親♂が幅も厚みもある個体なので、このラインは腹部の厚みによる不全は今後もありそうです。
羽パカでも累代できる感じなら良いのですが、残念ながら1週間くらいで落ちています。
累代するときは、多めに次世代を採るほうがよさそうです。